高校生の頃クラス文集のようなものに、僕から音楽を取り上げても無駄だ、そう、僕が音楽そのものだから、みたいな文を寄稿した奴がいたが、元気にしているだろうか。そして奴は今どんな音楽を奏でているのだろう…。ちなみにそいつは見た目はSting似だがデビッドと呼ばれていた。
Stingと言えばThe Police、これは結構はまって聴いていた。と言うか今でも聴いている。今夜は”Synchronicity”でも聴くか。「見つめていたい」は超有名だけど、歌詞は殆どストーカーなのであった。「君がするどんなことでも僕は見つめているだろう…」きええ。特徴的なギターリフはAndy Summers発案とのことで、Robert Frippとのコラボレーションアルバム”I Advance Masked”にその原型らしきものがあるのはあまり知られていないかも?
と言うわけで、久々にこっちを聴いてみる。ギタリスト二名の実験音楽的趣がぷんぷんするぜ。1982年発売。きっと売れなかっただろう。そもそもAndyが商業的なところから離れて音作りをしてみたいってなコラボではあるのだ。
それにしても、Frippのギターソロは特徴的過ぎる。Enoの”Another Green World”でもあちこちで炸裂しているのは既に記した。
彼はDaryl Hallの初ソロアルバム”Sacred Songs”をプロデュースした時も好き勝手やりすぎたために?当時のレコード会社がHallのイメージダウンを恐れ、発売を2年半延期させたと語られているほどだ(1977→1980)。まぁ数曲、Daryl Hallにしては前衛的な味付けかなぁと思わないでもない。
久々に聴くと中々いいわ。
※画像をクリックしてもamazonのアフィリエイト等には飛びません。
コメント