鹿児島にも中古PCを専門に扱うショップが出来たので行ってみた。まーピンキリなんだけど安いやつは安い。動画をバリバリ編集とかしないならその辺で充分だよなぁ。
うちのMobileマシンであるLOOXT86Aのメモリでも買うか、と意気込んでいたもののマイナーな規格PC133 MicroDIMMは流通も少ないそうな。
5年落ちのLOOX、とにかく動作がのろいのよ。低消費電力が売りらしいCPU、Crusoeと標準256MBのメモリでWindows XPを動かすのは大変な作業のようだ。ハードディスクもカリカリといつまでもシーク音が絶えない。不要なサービスを切りまくっても追いつかないほど肥大したOSには最新のスペックが必要らしい。エンジンの馬力を上げると車体も頑丈に作らなきゃいかんわけだ。
メインで使うこともないPCだし特に重要なアプリが入ってるわけでもないからなるべくお手軽に軽量化してみようかと思う。
それならいっそのこと軽いWindows2000に戻してしまえ。どうせならカリカリ言うHDDもなんとかしちまえ。
と言うわけでCF-IDE変換アダプタなるものが登場する。最近はメモリの価格下落に伴いCFカードも安く大容量化しているのでこれをHDDの代わりに起動デバイスにしてしまう試みがちょっと前から行われているみたい。(実際、VAIOにHDD無しのモデルがラインナップされ始めたとか。SSDという大容量半導体メモリを使うんだがこいつはバカ高い。)
利点は低消費電力化と軽量化、低発熱化もあるな。欠点は容量の小ささと高額…。CFには書き換え制限もあるから寿命も短い?かもしれない。
安いけど地雷メーカーとも言われるADATAの266倍速8GBのCFとircubeのIR-ICF02Dと言うアダプタを某所で入手し、Win2kSP4をインストール。LOOXT86Aには取り外し可能なDVDドライブが有るから結構すんなりと成功したけど各種ドライバのインストールで躓いた。Cドライブがリムーバブルディスクとして認識されているのが原因らしい。
この辺はCFにMicrodriveのドライバを当てれば良いとの情報でなんとか乗り切った。みな色々苦労してきたのね。
だいたいデバイスドライバも入れ終わったらネットに繋いでWindowsUpdate。これがまた中々終わらない。次から次に再起動させられる。まとめて一回じゃだめなのかねー、ほんと。
こっそり移植したmsconfig.exeも使って不要なサービスやらスタートアップやらを削る。
さて、意外とあっさりと出来たCF化。そして音もなく静かに立ち上がるOS。これは一見の価値有り(笑)。動作も軽くなった。とは言え所詮はCrusoeなもっさり感はある。ベンチマークはあまり意味がないとは思うがSequential Readは結構早かったかも。40MB/sくらい。
DVDドライブを取り外し、ノンスピンドルマシン(回転軸のない、即ち回転する記憶媒体がないマシン)の完成じゃ~と自己満足の世界に浸るのであった。
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