カメラの素人分解はお勧めしません。

カメラ好きを公言していると、使っていないからと古いものを寄贈されたりする。
そんなこんなで押入れに入れっぱなしだったものを一つ引っ張り出してみると、レンズにはカビが生え、モルトはべたべた、貼り皮は糊がはみ出し、メーターの動きも弱いのでばらしてみた。

webで検索するとFUJICA LIGHT COMPACT35らしい。セレン光電池使用のオート専用機でピントは目測。レンズはFUJINON 38mmF2.8。広角好きとしてはちょっと物足りない焦点距離。アクセサリーシューはあるがホットシューではないのでフラッシュ使用時はアダプターが必要。フィルムカウンターが底面にあるのは若干使いにくいかも。ASA感度(ISO)が12から200までしか対応してないのも古さを感じさせる。
そしてこのカメラ、図体の割りには軽い。外装はアルミで中身はプラ。

プラスチックって一見理想の素材のようでいて、その実軟らかさとか脆さから長持ちしないイメージを与えているように思える。実際脆いんだけどね。チープさを感じずにはいられない。
それにしても現代のカメラ―デジカメがどうにもこうにも安っぽいのはなんとかならんのだろうか。金属を使えばいいってものでもないけれども。

外装とレンズの清掃とメーターの調整も一通り済んだので、あとは貼り皮とモルトの貼り直しのみ。
試写はいつになるやら。

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