ホンダの奇策は当たるのかどうか。

ホンダがオートバイの小売価格を順次値下げするとのニュースがあった。ススキノ支部長が早速ネタにしていた。今後3年間で10年前の水準へ引き下げると言う。1~3割の値下げとなる。

価格を下げるためにはそれ相応のコストダウンが伴う。暴論だが、品質が犠牲になるわけだ。
読売新聞の記事によると、製造コストの安いアジア製品のラインナップを増やしたり、低価格の外国製部品の使用率を上げたりするらしい。(webの記事はリンクしてもすぐ消えるので省略する…が、引用してるので一応これね)
かく言う私の街乗りスクーターBW’Sは台湾製だがコレといったトラブルもないので、アジア製だから品質が悪いとも言えないけどね。でも修理の現場のヒトの話を聞くと…。

要は主たる購買層である若者のバイク離れは高価格が原因だとの判断なのだろう。それはどうだろうか。物価は全ての工業製品において上昇しているので10年前と比較するのもナンセンスな気がする。
本当に欲しい人は多少高かろうが手に入れにくかろうが何とかして購入するのだ。
もっともうちらのバイク仲間はディープに嵌まっているのが多いので多少金銭感覚が狂っているのか、走破性のために高価な外国製マシンを購入することに躊躇いがない。メンテナンスや消耗品の入手を考えると国内生産品が気楽ではあるが、その走りを知ってしまうと魅惑のマシンとなってしまうようだ。おっと、お前のバイク仲間はもう若者が少ないとか言わないように。

そもそも現在日本各メーカーには、魅力的以前にオフロードバイクのラインナップが殆ど無いのが実情だ。メーカーに売るものが無くてどうして購入できると言うのか。そりゃ外国製が売れるはずだよ。

性能もそこそこで安くて長持ちなんてかつてのようなことは望まないので、一点集中でもいいから特長のある魅力的なものを出してもらいたいもんだ、ホンダさんよ。

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