三度目の正直のアナログプリント。

今年に入って二度ネガフィルムをDPEに出してみたもののどちらもドアンダーなネガに仕上がってしまった。せっかく数少ないと言われているアナログプリントの店へ出張ってみたのに。
考えられる原因は三つ。賞味期限を遥かに越えた(常温で2年以上)フィルム、不安定な安物電池、古いカメラの露出機構。本来ならば同じ条件を揃えながら一つずつ切り分けて行くべきであろうがそこまでの予算は無いので最もあやしいと思われるフィルムを新しくしてテスト撮影。そしてDPEへ…。

まぁ結果は大当たりと言うか何というか…ケチらないで新しいフィルムを使えと言う話。それにしてもランニングコストが馬鹿にならない趣味だよ。フィルム代、現像代、プリント代等々。
現像だけしてスキャナで取り込めばデジカメのように扱える。んが、それならはなからデジカメ使えよとなるわけで。
葛藤はあるものの、不確定で不安定な要素の多いフィルムカメラでの撮影が面白い今日この頃。

ところで、ネガからのプリントには多分にオペレーターの主観が入り込む(色補正で)ので中々自分の思うような色が出るとは限らない。レンズの味云々を述べるとか正確な色が欲しければリバーサルフィルム(ポジ、スライド用)を使うしかない。その代わりプリントしようと思ったら物凄く高くつくのが玉に瑕。
アナログなプリントは寛容に楽しめる人向けだと思う。


2010年2月、祇園之洲公園にはねこが多い。Rollei35LED 40mmF3.5
にゃーにゃー言いながら撮らせてもらった。このカメラはこれ以上近寄れないのが欠点。
プリントでは毛並みとシャドー部が良く出ていた…

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