AvalonはRoxy Musicとしては最後のアルバムになるのか?1982年発表。
独特の音空間と言うかBryan Ferry色と言うか、一発でそれと分かるエコーの掛かったあの音が心地良い。声は下手すると気取りやがって!となりそうだが気だるさと嫌味を感じさせないギリギリのバランス。例によって歌詞はあまり重視してないので何言ってるかは良く分からない。一曲目の”More Than This”で「これ以上のものがあるなら教えてくれ、これ以上のものは無いんだ」とか歌ってるところを見ると現状肯定なのか保守なのかとにかく今が一番だと言いたいのか。
耳障りが良くて疲れないので何となく落ち着いた気分になりたい時は好んで聴く。
四六時中同じ系統の音楽ばかり聴いてるわけじゃないし、ハード系の音を受け付けない時はEnoのAmbient系とかSoft Machineの3rdあたりのJazz Rock系とか…。
ヴォーカルで作詞作曲もこなし実質的にバンドの中心人物のFerryはミスターダンディズムとか渋カッコいいと言われるけど、若い頃の写真見ても同じなので単なるオッサン説もある。その他メンバーも色々あるんだけど省略。ギターのPhil ManzaneraとかサックスのAndy McKayとか言っても知名度無さそうであるし。
ところで、以前レンタルCDからテープ(DAT)にダビングした時とその後購入したCDとでは曲順が違っているのは何故だ。今の曲順が正しいらしいが、世の中には謎が多い。
コメント
レンタルレコード店でこのLP(≠CD)を借りた覚えがあります。
新しい音楽を聴くよりあの頃の曲をもう一度聞き返す。
懐古的だが心は安らぐものです。
昔は良かったなんて言う気は無いですが、昔の方がクオリティが高いものが多いのは何故でしょうね。