2004年5月15日、天気、曇りのち雨。夕方にフレックスを出発したナイト隊の面々はトランポで一路某県某所の道の駅へ向かう。去年ギリギリだったので早めに出たつもりが、途中大雨は降るは渋滞につかまるはで高速道路を使う事に。
到着後、急いで準備に取り掛かる面々。他参加者も遅れていると言う事でスタートが30分押しになるが準備が終わったのはギリギリだった。
スタート前に主催者氏から説明等が。今回は難所は無いらしい。コマ地図の簡素化のために基本的に道なり進行で、との達しがあったが途中数箇所分岐?の怪しい所も有ったように思う。林道は常に何らかの手が加わる事もあり、直前に草が切り払われたりとかで印象が変わる事も多いので仕方ない。
私はゼッケン1番なので20時30分にスタート。以下1分おきに8名がスタートした。ラリーなのでコマ地図と指示速度に従って走行する…と言いたい所だが結構とばさないとオンタイムは難しい。これは去年の教訓。しかし雨が降りゴーグルとメガネが曇るので舗装路、林道ともにペースが上がらない。しかも霧も発生しまくりであった。霧対策は毎年よさりのラリーで痛感しながらも何もしてこなかったミス、になるか。
いきなり舗装路で2番手スタートの隊員(1の方)にかわされるも林道内で追いついたり離されたりのペースがずっと続いた。これは私のペースが上がらないのと彼が転倒しまくったのが理由らしい(笑)。
ルートは本当に林道がてんこ盛りで走り応え充分。難所は無かったが少々崩れていたり泥濘にフロントを取られたり溝に嵌ったりとバリエーションも豊か。山を越え谷を越え尾根を横切り途中生暖かい空気に触れた時温暖前線通過じゃーと思ったのだが隊員(1の方)は「何か出るんじゃないかと必至でアクセルを開けた」との事。怖がりさん。ルートには殆ど問題も無かったが一箇所だけ距離誤差の大きい所がありそこで迷っていた私と隊員(1の方)。ちなみにここでやっと後続に追いつかれる事になる。
新兵器の自作マップケースとデジタルメーターのトリップリセットスイッチは遺憾なく実力を発揮した。これこそラリーの装備ですよ。とは言え前半マップケースが落っこちるトラブルが頻出。ハンドル周りに色々とくっついているのでうまくクランプしていなかったようだ。これは取り付け位置をずらすことにより解消した。リセットがハンドルから手を離さずに指先で出来るのはちょっとしたアドバンテージを得る事が出来たように思う。後は電動マップケースの開発か(笑)。
途中三箇所にチェックポイントがあり袋に入れられたゼッケンナンバーのシールを持ち帰る。一箇所は強い風で中身が吹っ飛んでいた。タイムコントロールは二箇所あり、一番目はなんと出発地点であった。ここでは早着になりそうだったので時間調整の余裕あり。二番目は指定のコンビニにて何か一品購入してきてそれが優勝者の商品となり、またレシートの提出も必須。ここでの減点はかなり大きいのだ。去年レシートを貰うのを忘れて最下位に甘んじた経験が有るだけに…。先にコンビニを出たはずの隊員(1の方)と途中すれ違ったんだが、レシートを貰い忘れて慌てて舞い戻ったそうだ。とっくにオンタイムの時間を過ぎていたので私より先にゴールしてしまえば彼の勝ちだったのにね。
と言うわけでゴール。まだ誰も帰ってきていないと思ったら裏隊長は途中マシントラブルか何かでリタイアしたそうな。既にトランポの中で寝ていた。フテ寝?あと二人リタイアで既に帰宅したようだった。結局完走は5人。集計の後ドキドキの表彰が。結果、優勝でした。レースで優勝の栄誉は初めて。例え草レースと言うか闇レースであっても嬉しい事に変わりは無く、忘れられない物となるだろう。しかも得意?のナイトツーリングですからねぇ(笑)。
スタッフの皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。無事に終了して何よりでした。これからもナイトランを楽しくやって行きましょう。たまにはマトモに〆ます…。