2008年08月09日 第9回五木村よさりのラリー その2
その1 その2
転倒も無く無難に予選も終了。結果は真ん中ちょい下。まぁこんなもんでしょう。スタートまでは腹ごしらえしたりキャメルバックのドリンクを作ったりヘッドライトガードの眩惑対策を施したり。あまりに余裕ぶっこいていたらスタート順に並べる時間(17時半)まではあっと言う間だった。
18時20分、2台ずつのスタートが始まる。まだ明るいうちに走り始めるのはコース全体を把握させるため。何しろ高い崖も多いのよ。1周目のみ指定速度があるのも安全上の理由と絡んでいるわけだ。
とは言えなるべく速く走ってタイムコントロールエリアにて電卓を弾かなきゃならない。発表されているCP2までの距離と自分のバイクのメーターとの距離で誤差係数を出し、タイムチェックポイントまでの距離を弾きだしそれを指示速度で割ると自分のオンタイムが算出される…この時の計算をガムテープに書き込んでいた…55分28秒となっている…。後に主催者発表されたオンタイムずばりであった。
しかし何事も計算通り上手く行かないものよ。チェックに入る直前に一台いたので数秒遅着してしまった(実際、主催者発表でワタシは8秒の遅着であった)。うーん残念。
さて2周目以降はスピードレース。暗くなってきたのでHIDも点灯してとにかく走る。どうも光軸が高い。手前が見えねぇー。実は1周目のぷちヒルクライムセクションで失敗して上りきれず、ちょっと引っ張ってもらった時にズレたようだ。走りながら無理やりレンズを押しこんだら直った。
2,3,4周目と遅いなりにだんだんペースが上がっているのは分かった。走り慣れてきてるのだ。それに同じようなペースの前走車に追いついてランデブー走行したり抜きつ抜かれつのぷちバトルもありで走っていて楽しかった。それにしても中盤のガレ場上りセクションはきつかった。梅雨の大雨の影響なんだろうね、とにかくコース全体ガレ気味でした。そしてカラカラの乾燥路面も珍しかった。1周24.5kmの長丁場で気の抜けるところも無かったように思う。
5周目に入る前にガソリン給油。ガス欠は即リタイアなのだ。快調に走っているとガレ場セクションを過ぎた後にどーも吹けが悪くなる。コーションランプもチカチカしてるのでまさかのオーバーヒートか?と思いペースダウンしていたら怪鳥にぶち抜かれた。ぐえ。長い下りでアクセルを戻すとストール…惰性でも…掛からない。下りきった所でCRMを脇に寄せ、リタイアも考えマーシャル待ち…。何台も通過して10分ほど経った頃マーシャル登場。しかし、後ちょっとなので出来れば自走で何とか帰って欲しいと言われる。冷静に見るとチカチカしていたのはオイル残量のコーションランプであった。ぬーん。意を決し、チョークを引いてキック数回…掛かりました。礼を言って走り出すも…吹けねぇーと思ったらチョークを戻してなかった。てへ。
残り区間もいまいち吹けなかったけどぷちヒルクライムも難なくクリアして何とか時間内にゴール。疲れたー。けど楽しかったー。
先に帰ってきていた裏隊長、怪鳥と共に名物の猪汁とビールでささやかな祝杯を挙げる。うめぇー。すぐに酔いも回り、床に就いたのであった…。
翌朝は雨。上位入賞者その他表彰、抽選会、閉会式。ムニャkaz氏、HIDが故障するも35wで走りきりしかもド派手な電飾で自分を眩惑しながらのファンタスティック賞受賞おめでとうございます。
今年もオンタイム賞は逃したけど3人ともくじに当たり賞品をゲットできた。捨てる神あれば拾う神あり?その他の結果は後日公式サイトにて発表。順位はまぁしょうがないやろってな位置(50位)だったけど楽しく走れたのであまり気にしない。まずは無事に走りきることが大切です。数年前に電装系トラブルで4周しか出来なかった時はそりゃあ悔しかった事ですのよ(一応完走はしたけど)。
特に今年はトラブルでのリタイアが続出したらしい。優勝本命だった森田選手は練習走行中のマシントラブルにより予選も走らずにリタイアだった。しかし今年も落ちた人はいなかった模様。ちょっと派手な怪我をした人はいたけど大事に至らなかったようでよかったよかった。
来年は10回記念、趣向を凝らした大会にしたいとの九トレ「快調」氏の〆の言葉があった。参加者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。来年も出れればいいなぁ。果たして10回連続出場なるか!?乞うご期待。それでは。
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