2005年7月9日 第4回ムニャムニャナイトラリー
去年の後半の台風の連続ヒットはあちこちに多大な被害をもたらし、九州南部の林道もその例外ではなかった。実際私もあちこちの林道で倒木やら崖崩れやらを目撃したし。もちろんそれなりに復旧作業は行われていたようだが、「去年のようなルートは使えない」とのことで少々短縮されたルートで行われた今年のムニャムニャナイトラリー。距離は短くなったけどこれでもかと林道が使われていて中々手強かったです。kaz氏には本当に、楽しませてもらって感謝してます。
第2回から参加している我々ナイト隊の面々。毎年それぞれに様々なドラマと言うかレシートを忘れるミステイクとかがありつつも妙にムキになって参加してるような気がしないでもない今日この頃。今年は初めて2ストマシンCRMで出る私は例によって整備もギリギリで今回の目標は完走ーと言ったら言い訳に聞こえるかもしれないけど本当です。その割には「妙にぶっ飛ばしていたですな」とは隊員(1の方)の弁。結局それが仇になったのは言うまでも無い…。
さくさくと林道を走破して行ったはいいんだけど90kmも行かないうちにガソリンがリザーブになった時はちょっと覚悟したんだ。TCP(タイムチェックポイント)でもあるコンビニの手前でエンジンがストールした時は祈りながら車体を傾けてタンクの中のガソリンを集めたものだよ。結局その後ゴールまであと1.3kmを残した地点で完全にガス欠。橋のたもとで主催のkaz氏に電話しようとしてるそばを隊員(1の方)が駆け抜けていった…。来年は燃費のいいXRで出場だな、と思った。
コマ図を見ながら走る行為は基本的にぶっつけ本番で知らない道を走る事だ。この場合しかも夜に。当然林道などにはガードレールも街灯も無い真っ暗闇だ。人によってはお化けが怖いらしいが猪や野犬の方がよっぽど怖いと思う。ミスコースしたらどこへ行ってしまうのかと言う不安もある。でもこのドキドキわくわく感は何だろう。やはり退屈な日常の繰り返しとは相反する非日常への憧憬と言うかスリルを感じられることが堪らないのかもしれないね。ぷち冒険。皆様にもオススメ致します。是非一度、ご参加を!